ギャル式綴方教育

S U P E R G A L

1年前に書いた記事が発掘つかれた(言ったよ!きいちゃんについて)

イパー近況報告(1)

 

  世界で1番面白いラジオ(私調べ)こと『キャン丁目キャン番地』が終了して1週間あまりが経ち、世界で1番アツい雑誌こと『Comic LO』が今週発売の8月号を境に隔月出版になるらしい。もう終わりだよこの惑星、とでも言いたくなるほどに好きなコンテンツが特にこれといった音も立てずに去っていったり去りつつあったりしている。流石にこの現状にはこの私も世の不条理を感じざるを得ない。特に『キャン丁目キャン番地』に関しては長年聞いており、というか、長年私たちは寄り添ってきました、とでも言った方が良いくらいに私の生活に浸透していた。外を歩きながらこの番組を聞く瞬間ほど幸せな時はなかったし、受験前日などは移動はもちろん寝る時もこの番組を聞いているほど私の生活の一部になっていた。唐突な終わりも去ることながらアーカイブの配信が来年2月までなのは流石に頭抱えたね。私の今後の生活はどうなるんですか、と6月の曇天に向けて叫びたくなりますよ。まぁ私がどれほど『キャン丁目』を好きかについて語ったところで書いてる側も読む側も虚無になる以外ないのでもうしません。アニラジについてはまた別のとこで書くかもしれませんが。

  そんなわけで自分の中の2大コンテンツが去っていったり徐々に遠くなったりする2023年6月、非常に暑く、かと言って梅雨なので天候も悪く、マスクを外して外を歩けばちゃんと世界の空気は悪く、4年なのに1年の必修(1限)に出ねばならず、卒論の目処は一切立たず、それどころか目先の期末レポートのやる気すら出ない状況である。ちなみに原稿も進んでいません。たすけてー!と、叫ぶかアニメ・キャラクターさんへの愛をTwitterで日々綴る以外にやれることが今の私にはない。それに欧州サッカーもオフシーズンだし。マンC、CL優勝おめでとうございます。あとは移籍市場とかバロンドール誰とかの話になるのかもしれませんが、私は正直バロンドールそんな好きじゃないです。ただの人気投票だあんなもんは。帰れ。

  あとはアニメを見るか音楽を聴くくらいだろうか。アニメ・キャラクターさんはいつどんな状態であろうと眩いきらめきを放っておりかつ私を引き離さずにいてくれるし、すきな音楽(私はラップを中心に聞いています)は心地よいグルーヴとともにスっと耳に入ってきて私の身体の中で微振動を繰り返している。この微振動のおかげでようやく動こうって気になれるので有難いことです。はい。

  あとは新谷良子さんのスペースのアーカイブ(全2回)はここ数ヶ月で死ぬほど聞いている。やはりあの声のリラックス効果は半端ではない。基本的に寝られない時には毎日のように聞いているし、あとは体調が悪い時や落ち着きたい時などにも。まぁだいたい漢方とかヨガみたいなもんです。時間ある時でいいのでまたして頂けると非常にこちらの生活が潤うので、是非よろしくお願いします。

  本当に何も書くことがないが、あとはマンガアニメの話を少しだけ。

先日、ふと思い出して『言ったよきいちゃん!』を読み返した。この作品は私が5年ほど前に非常に好んでいた四コママンガで、個人的には世界一面白い四コママンガだと思っている(そもそも四コママンガ苦手であまり読まないのですが)。

この作品は「堅床商事(株)」に中途入社してきた話を聞かないOL、「きいちゃん」とその同期の「和田さん」、そして上司の「飯野さん」を中心としたギャグなのだが、一コマにボケツッコミの往復を必ず入れ込んだ四コママンガというなかなか特異的な四コママンガである。基本的な内容はきいちゃんの変な行動に周りが振り回され続けるというものだが、ツッコミで全てを綺麗に回収することできいちゃんのギャグを際立たせる飯野さんときいちゃんよりはよっぽど一般的だが時にきいちゃんより突飛な行動をとって全体の情報量を増やす和田さんとの関係性のバランスが非常に巧みで、かつそれによって特異な行動を取り続けるきいちゃんに対して読者が愛らしさを見いだせるようになっている。

こうして書くとすごく一般的なことをしているように感じてしまうけど、これほど巧みなことをマンガで、更に四コマでやってのけるのはなかなか出来ないことである。そして、これは非常に重要なことだが、変な効果音を沢山使っているのが良い。基本的に変な効果音を沢山使うマンガはいいマンガなんです(当社比)。

まぁそんなこんなで5年たった今読んでもちゃんと世界で1番面白い四コママンガでした。または私の感性が成長していないかの、どちらかです。